最近の始発列車

近年は新型コロナの影響で各社ともに経営が苦しくなっている上、保線作業時間の確保などの理由から早朝深夜の運転が削減されがちです。始発列車や最終列車が繰り下げ・繰り上げされた路線も数しれず。

そんな中関西の大手私鉄、阪急電車では「早起き」始発列車が沢山存在します。今回はその中でも、朝の4:36から走り始める阪急神戸線の普通列車をご紹介します。

4:30の「ニシキタ」

いつもなら賑わっている西宮北口駅への通路

乗車する始発列車が発車するのは4:36。4:30頃に西宮北口駅へやってきましたが、駅まで通ずる通路には閑古鳥が鳴いていました。

4:36の次は4:46。4時台から驚異の10分間隔

西宮北口駅梅田方面のホームにやってきました。電光掲示板を見ると、本当に4:36梅田行きの文字が。そして次発は4:46と10分間隔。ちなみに昼間も神戸線の普通も10分間隔です。4時台からこのような高頻度運転を行うことは難しいのではないでしょうか??

ちなみに阪神西宮の始発は4:56、JR西宮の始発は5:25。朝の西宮〜大阪は阪急の独壇場です。

朝の阪急マルーン

こちらが4:36発の梅田行き始発列車に起用される9000系。やはりマルーン色がカッコいい。

この4:36の梅田行き始発列車は、西宮市内から唯一4時台に梅田に到着することができる列車です。どれほど需要があるかわかりませんが……

途中停車駅は武庫之荘、塚口、園田、神崎川、十三、中津そして終点梅田。阪急神戸線は高速走行に重点をおいて建設されたため、駅も割と絞られておりスピードも速いです。

出発

西宮北口駅を発車

4:36、始発列車は西宮北口を発車。ちなみに向かいの神戸方面ホームに止まっている列車は1分後の4:37に発車する高速神戸行き。神戸方面の始発も早いです。梅田の到着は4:54。所要時間18分の旅。

まだ出庫前、車両が沢山いる西宮車庫横を通過。この車両は朝早く西宮車庫で叩き起こされたのでしょうか。

各駅に停車。どの駅でも……

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