九州攻略第二弾は火の国熊本です。さすがにここまでくるともう日帰りはかなりきついですし、宿泊したほうが経費的にも時間的にも好都合です。また、先の震災やら台風災害の影響でいまだ不通となっている区間があるので気を付けましょう。今回は一部の鹿児島県区間も含めて攻略します。福岡県攻略を終えていない場合はまずそちらから攻略してください。

情報整理

推奨出発駅

  • 熊本
  • 博多

県外発着路線

  • JR…九州新幹線、鹿児島本線、豊肥本線、肥薩線(※)
  • 第三セクター…肥薩おれんじ鉄道

県内完結路線

  • JR…三角線
  • 私鉄・第三セクター…熊本市電、熊本電鉄、南阿蘇鉄道、くま川鉄道(※)

日帰り可能エリア

  • なし

必要日数(泊数)

  • 3泊4日

※肥薩線、及びくま川鉄道はいまだ熊本県区間全線不通のため令和3年現在の時点ではは代行バスも含めて除外とする

攻略の流れ

不通区間は後にして、鉄道としての区間だけ乗ろう。

熊本県は今現在路線ごとの不通区間が3路線もあります。そして全区間代行バスがあるというわけでもありません。というわけで不通になっている区間は今はすっ飛ばして、今乗れる路線だけ乗りつぶしておきましょう。

※豊肥本線は福岡攻略の際に攻略済みとします

一日目・長い駅名と長いお預け区間

一日目は高架化工事が終わってきれいになった熊本駅からスタートです。まず豊肥本線に乗って肥後大津に向かいましょう。肥後大津までが豊肥本線の電化区間です。肥後大津からは南阿蘇鉄道の接続点立野方面の列車に乗りましょう。なお熊本からも高森方面へ向かうバスが出ていますのでそれに乗っても構いません。(時刻表)

熊本の電車はだいたいこいつ

南阿蘇鉄道は今現在熊本地震の影響で立野~中松間が運休となっており、立野駅での接続はできません。そのため、いったん中松までバスで向かってそこから高森までの区間を乗車します。高森からはバスで熊本にもどります。なお、休日に南阿蘇鉄道に乗りに行くと中松から乗り換える便が定員制のトロッコ列車にあたることがあります。もし中松到着時点でトロッコ列車の座席が空いていなかったら何もせずに泣く泣く肥後大津へ引き返す羽目になるので気を付けましょう。

ここまで来て折り返すのは屈辱だった・・・

熊本に戻ってきたら今度は熊本市電に乗ります。いったんA系統の終点の田崎橋まで乗ってから健軍町まで乗り通します。折り返しでB系統に乗り換えて上熊本駅まで乗ってください。なおA・B系統の分岐点、辛島町からB系統に乗り換えても構いません。

結局熊本電鉄との直通計画はどうなったのか

上熊本に着いたらすぐ目の前に熊本電鉄上熊本駅があるので乗り換えましょう。なお終点の御代志に行くには途中の北熊本で乗り換えとなります。御代志からそのまま折り返しの電車に乗り込んで藤崎宮前に向かいましょう。藤崎宮前に着いたらあとは熊本に帰るだけなのですが、北熊本を回りたくない人は藤崎宮前から20分ほど歩くと熊本市電通町筋停留場に着きますのでそこから帰っても構いません。これで一日目は終了です。

アオガエルがいまだ動ける状態というのはすごい

二日目・普通列車8時間耐久

二日目は熊本から一気に新幹線で鹿児島中央に下ります。鹿児島中央からは今来た道を在来線・第三セクターを使って戻るだけです。(まあそれがきついんですけど)鹿児島本線川内行きに乗り換えて、一時間もしないうちに川内に着いたら対面で待ち合わせている肥薩おれんじ鉄道に乗り換えましょう。無慈悲にも快速列車は令和3年のダイヤ改正で廃止のようなのでおとなしく普通列車に乗って二時間半耐え抜いてください。

快速列車だろうと車両変わんないし、まあいいか

出水、水俣を通り過ぎてようやく八代まで戻ってきました。大半の列車は八代止まりですが、便によっては新八代まで直通する場合もあります。とにかくJRの電車に乗り換えたらまっすぐ熊本・・・ではなく途中の宇土で下車して三角線に乗り換えましょう。宇都から三角までは往復一時間余りですが、川内~八代までに比べたら屁でもありませんね。三角線の列車はほとんど熊本駅に直通するのでそのまま熊本へ戻りましょう。

三角屋根の「三角」駅

さあここから楽な新幹線・・・には乗りません。熊本から荒尾までの区間が残ってますのでその区間も含め「博多まで」普通列車で乗り通しましょう。流石に熊本から博多まで直接行く便はありません。途中の荒尾、大牟田、もしくは鳥栖で博多方面の列車に乗り換えてください。少なくとも肥薩おれんじ鉄道よりは短いので安心してください。少々時間が早いですがこれで二日目は終了、熊本県は暫定的に完乗です。

2時間以上ロングシートとか静岡じゃあるまいし、九州もそこまで鬼じゃない

三日目・いつか、かならず。

本当はこの三日目の項目で肥薩線、及びくま川鉄道を攻略する予定なのですが上述の通りほぼ全区間にわたって不通状態が続いています。そのうえ両線は決して収益がいいとは言えないので、復旧せずにそのまま廃線になる可能性も捨てきれません。今はとりあえず災害前の肥薩線・くま川鉄道の写真を掲載しておきます。次も乗れることを願って…

肥薩線建設にかかわった偉人の名前を冠した特急いさぶろう・しんぺい
その隣に入り込んできた特急かわせみ・やませみ。両者は今博多近郊で連結して走っている
車庫で一休みするSL人吉の本務機ハチロク。無限列車のモデルにもなった
数少ない普通列車はキハ200とキハ40が交代しながら運用についていた
肥薩線よりも利用者が多かったくま川鉄道。ようやく復旧に向けて歩みだしたばかりだ

攻略に役立つお得な切符(goto関連は除く)

※18切符以外のフリー切符名をクリックするとリンク先に飛びます。

  1. みんなの九州きっぷ(3月24日までの土休日連続二日)
  2. 旅名人の九州満喫切符(通年)
  3. ぐるっと九州きっぷ(通年)
  4. 青春18きっぷ(春夏冬の期間限定)
  5. おれんじ18フリーきっぷ(4と同一の期間)

1はすべての行程で大いに威力を発揮します。土休日の連続二日限定、販売は旅行開始日の三日前までという制約が霞むくらいお得度が高い切符です。JR九州の全路線が有効範囲の上、新幹線・特急の自由席が期間中は乗り放題、そして快速も含めた指定席は6回まで指定可能という夢のような切符です。全九州版と北部九州版がありますがこの攻略では全九州版が妥当でしょう。

2もやはりすべての行程で役に立ちます。JR九州の普通列車と九州内の全私鉄、第三セクターに乗ることが出来ます。三日間使えるのですが発売日から三か月間のうちなら連続でなくとも使えます。要は九州版18きっぷと考えてください。1と組み合わせればもう何も必要ないでしょう。

3は1のデチューン版です。ただし1とは違って連続三日で平日でも利用できます。特急・新幹線、または快速指定席に乗る場合は別途特急券又は指定券を購入してください。

4は九州ではほぼ存在意義が薄れかけているJR各社が発売しているフリー切符です。このルールだけは薄れかけさせたくないのですが、この切符で特急・急行などの優等列車に乗ることはできません。特急・急行に乗る場合は別途乗車区間の運賃と特急・急行券を払いましょう。

5は肥薩おれんじ鉄道が発売しているフリー切符ですが、なんと当日有効な4を掲示するのが販売条件となっている珍しいフリー切符です。利用開始日当日のみ使用できます。八代~川内の片道運賃をおとなしく買うよりはこちらを買ったほうが500円ほどお得です。

スカートつけるとまるで路面電車みたい

おことわり・連絡先

今回ご紹介した日帰り攻略法は、あくまでもミシンロボの経験に基づいたものとなっております。この方法を実践して何らかの被害を被った場合でも当記事及びミシンロボは一切責任を負いません。また、攻略目標路線の中には様々な事情で運休になる可能性もございますので、攻略に行く際は、各鉄道会社の公式サイトなどでの運行情報の確認をお願いいたします。

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申し訳程度の豊肥本線要素。

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