友真(@9Y7pI61PMkG2mC5)さん提供

厚別のさつね@3264の人(@satune_JHB_3264)さん提供

先日、キハ261系ST-1119・1219編成が甲種輸送されました。所属先は釧路・・・つまり釧路にあるキハ283系の一部が置き換えられる事になります。2021年度のダイヤ改正で道東特急は全てキハ261系1000番台に置き換わる可能性があります。

そこで今回は寿命を迎えるキハ283系の魅力をご紹介します。

そもそもキハ283系とは…

(左キハ281系 キハ283系 右)

簡単に言うと、キハ281系の改良型です。

キハ281系はかつて札幌から函館間を最速3時間で結び、「在来線表定速度日本一」という輝かしい記録を生み出した名車です。

キハ283系は主に札幌から釧路間の高速化を目的に製造されました。様々な所でキハ281系から進化し、キハ283系ならではの魅力も生まれました。

性能

・車体傾斜角度最大6°

キハ283系ではキハ281系の最大5°から最大6°になり、通過速度が向上しました。

6°になった事で、キハ281系と比べ、絞りが大きくなっています。

エクステリア

高運転台構造

キハ281系で採用された、出来るだけ高い位置に運転台を取り付けたスタイルがキハ283系でも採用されました。これにより乗務員の安全性が向上しました。

2010年の函館本線踏切事故では、高運転台構造の789系1000番台がダンプカーに激突し、そのまま廃車になりましたが、運転士は左足骨折などで済みました。

・前照灯が5灯から9灯へ増加

キハ283系が運用される札幌から釧路間は途中、霧が発生しやすい場所を走行します。キハ281系の5灯では不足してしまう為、9灯へ増やされました。

ヘッドマーク・側面行先表示器にLEDを使用

ヘッドマークは同時期に登場した、JR東日本の651系やE351系などに装着されている、当時流行りの縦長ヘッドマークがキハ283系でも採用されました。JR北海道でLEDヘッドマークが採用されるのは1990年にデビューした785系以来です。

写真のように停車中は日本語と英語の文字が入れ替わり、同時に上のタンチョウも動く、アニメーションの表示が見られます。(走行中は英語文字パターンのみ)

ドア横にある行先表示器にもLEDが採用されました。(どちらもキハ281系では幕式)行先と列車を表示するものは、日本語と英語で入れ替わり、出発時には、タンチョウが飛び立つアニメーションが見られます。

行先表示器は、ここ最近フルカラーLEDに交換されており、フルカラーLEDではアニメーションは廃止されています。面白みが無くなって残念ですけど。

・屋根上機器ほぼ無し!

軟弱な地盤のある区間を走行する為、乗り心地悪化を防ぐ目的で限界まで低重心化が図られています。床上にも機器を置くことで、屋根上には機器がほぼありません。

インテリア

車内案内表示器も進化!

キハ283系では、キハ281系と比べて表示可能がスペースが大きくなりました。これにより更に見やすくなっています。

更に、駅間の案内は写真のようにアニメーションで表示されます。

・座席のモケット柄がカラフルに!

けいた(@1UHUKifMPnZrBpq)さん提供

おおぞら(@ozora__283)さん提供

(上 キハ281系 下 キハ283系)

キハ281系では青1色主体のモケット柄でしたが、キハ283系では、グレー基調にタンチョウが描かれています。

あとがき

今回はキハ283系の魅力について存分に紹介しました。

最盛期は10往復も走っていたキハ283系も今は3往復と半分以下になりました。しかし、まだ引退したわけではありません。

僕も1度は札幌から釧路間を乗り通してみたいものです。それでは。