約40年に及ぶ活躍にピリオド

185系は、1981年に当時の国鉄によって製造され、現在までJR東日本によって運行が続けられてきた車両である。この車両は、主に東海道線、高崎線(現在は撤退済み)でそれぞれ、特急踊り子、草津などとして運用されてきた。首都圏の車両としては、非常に長い間活躍してきたこの車両にもついに引退が宣告された。今回は、185系が踊り子号から撤退した後の踊り子、ないしは東海道線について解説する。

ウィキメディアコモンズより(パブリックドメイン)

疑問点1 後継車両

後継車両については、中央線より転属してきた、E257系の2000番台改造車、また千葉の房総特急から転用、改造工事をうけたE257系2500番台があてられる。

E257系2000番台について

この車両は、基本編成とされ、東京から伊豆急線に直通する踊り子号に充てられる。9両編成で、185系の踊り子からは1両減車される形となる。4号車はグリーン車、その他の車両は指定席車となる。自由席の設定は廃止され、最近のJR東日本の特急で主流なシステムである、座席未指定券システムを導入する。

Rsa – 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=88703792による

E257系2500番台について

この車両は付属編成とされ、JR東海、伊豆箱根鉄道駿豆線に直通するいわゆる「修善寺踊り子」に充てられる。全車両普通車となる。現在、伊豆箱根鉄道駿豆線内では、特急料金が発生していないが、E257系の導入によって、線内均一料金で、大人200円、子供100円の特急料金が設定される。

Wikimizuki – 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=99161257による
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疑問点2 湘南ライナーは?

湘南ライナーは、現在ライナーとして運用されているが、3月13日ダイヤ改正で、廃止、そして特急格上げを行う。湘南ライナーは同区間を走行する特急湘南へと変更される。現在、湘南ライナーは185系,215系によって運用されているが、JR東日本は特急湘南について、E257系での運行で統一する方針を固めている。これにより、185系はこの3月をもって、東海道線の定期運用を完全に終了することとなる。

JR東日本ホームページより

コロナ禍でお別れイベントが開催できない中で…

首都圏では、新型コロナにより緊急事態宣言が発令され、自由にイベントが開催できなくなっている。イベント列車においても同様で、臨時列車も運休となるなど、コロナ禍では185系に別れを告げる機会が少なくなっている。そこで、JR東日本では、「185系を愛するすべての人に」と題して、185系の引退惜別動画を制作し、公開している。首都圏以外に住んでいる方、ラストランに行けなかった方などは、このような動画を見て、185系の雰囲気だけでも味わうのがいいのかもしれない。

最後に

いかがだっただろうか。185系引退後の東海道線は、今までのものとは一線を画す新時代のものになるということがご理解いただけただろうか。185系はあと数日で引退してしまうが、我々の脳内そして、臨時列車として185系は走り続けるだろう。