東海道線静岡地区は、東海道線で関東と関西の間を在来線で移動する時の、いわばと言える区間だ。昼間はロングシートの211系や313系3両による普通列車(これにはしっかりと理由があるのだが、それはまた別のお話)での移動を強制させられる。乗りとおすのは大変なことだ。そこで、今回はこの地区を在来線で移動するときの、攻略法をここでは記していく。

①運用を確認する

静岡地区には浜松~熱海をトイレなしで走破する列車がたくさんある。浜松~熱海の所要時間は2.5時間。いくら静岡駅での停車時間でトイレに行けると言っても、やはり心もとない。

だが、トイレ付き車両の運用を調べる方法がある。ハスラートラ(@hustler_tora)様が運営している、「東海道線静岡地区運用情報」というサイトだ。

https://tokaido-unyo-shizuoka.com/unyo/

このサイトで、運用が確認できる。かなり信用できるサイトだと思うが、サイトの間違いやダイヤ乱れ、代走で違う車両になってしまうこともある。そのときは仕方ないだろう。

ちなみに、2025年までには315系の投入完了で静岡の211系は引退となる。中央西線の211系と合わせて、早めの記録をおすすめする。

②ホームライナーを活用する

静岡地区では朝夕に数往復、373系によるホームライナーがある。これは急行や特急ではないので、18きっぷでも乗車整理券を買えば乗ることができる。(写真はWikipediaより。)

このホームライナー、とても快適で便利な列車なのだが、いざ利用しようとすると大問題がある。ホームライナーと言うだけあって、朝夕の数往復しか走っていないのだ。そのうち夕方の上りは関西から関東に帰るときには重宝するが、残りの多くは18きっぱーにとって利用しにくい時間帯に運転されている。それでも、うまく旅程に組み込んでみるとだいぶ楽になるだろう。

※乗車整理券の早めの購入を忘れずに!

③余裕のある行程を立てる

これが一番簡単で重要だろう。下りは浜松、上りは静岡や熱海で一本見送るような予定、もしくは一本見送っても問題ない予定を立てればいい。幸い静岡地区は20分に一本くらいの頻度で列車がやってくる。静岡地区に限ったことではないが、万が一に備え余裕をもった行程を立てよう。もし無事に静岡地区を通過し、時間を余しても、駅舎を撮影したり、売店で旅のお供を買ったりしていれば、すぐに時間は過ぎるだろう。

最後に

以上、私の考える東海道線静岡地区の攻略法である。他にも何かあれば、私のTwitter(@furu_hara)のDMなどで教えてほしい。18きっぱーのみなさんには、どうかいい気分で、静岡地区を通過してほしいと願っている。