最近、踊り子に使用されるE257系がボロボロだと話題になることがあります。

たとえば、こちらのツイート。リニューアル工事を受けたばかりのE257系のドアが故障しており、ドアの取っ手の塗装も剥げているように見えます。このようにボロボロさが目立っているE257系を、JRがその非を認めた(?)と思われる文章が発見されました。

労組資料に気になる記述

JR東労組の高崎地本のHPに掲載している「地本FAXニュースNo.140」に気になる記述がありました。それが、こちら。

労組側から、会社に「E257系2000番台のドアを更新してほしい。また、更新後の不具合箇所について今後の対策を示してほしい(意訳)」という要望が出され、それに対する会社側の回答が示されています。特に注目すべきなのは、赤線の部分です。「状態が良くないことは把握している」、「様々な不具合箇所も含め把握している」という記述があります。これは、「E257系がボロボロであることは知っている」という風に取られても仕方のない内容の記述です。また、「把握している」とあることから、「E257系がボロボロである」ということを、JRが認めたといっても差支えがないと考えられます。

ドアに故障があると、それは安全運行に支障をきたすことにつながります。また、車内の不具合箇所についても、車内サービスの質の低下の一因となります。ですから、今後の会社側の対応が注目されます。

最後に

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