今日全通した中部横断道の区間はほぼ身延線と並行

今日の午後4時に、中部横断道路の山梨ー静岡間の未開通区間、南部ICー下部温泉早川IC間が開通し、同自動車道が山梨まで全通しました。本来4年前に開通しているはずでしたが予想外の難工事でずれにずれ込んだ結果ようやく全通へとこぎつけた次第です。

線形を見ればわかると思いますが完全ではないとはいえJR東海の富士駅から甲府駅までを結ぶ身延線と並行しています。というより静岡と山梨を結ぶならこの富士川沿いのルートが一番最短ですから致し方ないです。しかしそれでも難工事だったというのですからいかに中部は難しい地質なのかという事を実感させられます。

全通と共に高速バスも経路変更

そして同区間全通と同時にコロナ禍による運休から約一年の沈黙を破って復活した、しずてつジャストラインと山梨交通共同運行の高速バス、静岡甲府線、2012年の初設定当時はギリギリ3時間を切るか切らないかの所要時間だったのが、今回の全通で静岡甲府間を全便二時間台で走破できるようになりました。ちょうど全区間並行するJR東海の特急ふじかわも全便2時間台なので所要時間はほぼ同等です。しかし値段の方はどう頑張ってもバスには勝てません。何より静岡・甲府市街地に直結できるバスの方が小回りが利くので、何割かの「ふじかわ」利用者が高速バスに流れるのは必至です。

そのため当然JR東海も何らかの対策をするでしょうが、同じ状況に置かれている岩手の廃線確定路線とは違って身延線もふじかわもそれなりの利用者がいる点や同バス路線が休日限定便という事、そしていまだコロナ禍という事もあってかしばらくは様子見の状態が続くでしょう。(了)