アルペンルートにはもう一つのルートがある

昨日、富山市観光協会は立山黒部アルペンルートのもう一つのルート、通称黒部ルートの一般開放(2024年を予定)に向けて、同ルートの新名称の募集を開始しました。立山黒部アルペンルートは長野県から富山県にまたがる様々な交通機関を乗り継いでいく世界でも有数の観光ルートで、もともとルート上にある黒部ダムの建設資材を運ぶために作られたルートを観光用に転用したものです。今回一般開放される黒部ルートは現在一般に開放されている、富山県の立山から黒部ダムを経由して長野県扇沢に抜けるルートとは違い、途中の黒部ダムから分岐して仙人谷を経由し、黒部峡谷鉄道欅平駅に抜けるルートとなっています。

ここから先の区間がつながるんだな

この黒部ルートは気軽に観光するには少々危険が伴うルートであり、特に岩盤温度が40度も超える熱源帯を貫く高熱隧道などがあるため今までは原則一般観光客は立ち入り禁止でした。しかし今から3年前にこの黒部ルートを安全対策を強化した上で一般開放すると富山県と関西電力が協定を結び、今に至ります。

現時点でも応募すれば見学できるが…

先ほど黒部ルートは「原則」一般客立ち入り禁止、と書きましたが、実は関西電力の公式サイトから応募すればこのルートを無料で通過することが出来ます。ただこの見学会はとても人気があるため、そこそこ人気の大学の一般受験よりも高い倍率になることがあるので応募するときは注意してください。なお現在は新型肺炎の感染拡大に伴い見学会は中止となっています。

黒部ルート開放=黒部峡谷鉄道盲腸線脱出

さて、この黒部ルートが解放されるという事は欅平で接続する黒部峡谷鉄道がとうとう盲腸線から脱出するという事でもあります。そもそもこの黒部ルートはこの鉄道と線路がつながっているので、事実上の延伸、という事にもなります。欅平から先の区間は上述した高熱隧道をはじめ、レールが敷いてある竪坑エレベーター、インクライン区間など既存開放区間に負けず劣らずのディープな要素が存在しますので、立山黒部の観光ルートはより一層盛り上がることでしょう。(了)

このいかつい顔大好き

 

 

 

 

…という事は3年後、また富山を攻略せねばならないという事ですね…