東武補充回数券、今日から事実上の在庫処分セール

東武鉄道は、本日9月13日から30日まで特定の区間に限り補充回数券の限定販売を行っています。これらは30日で同社の各種回数券が販売終了になることに伴った、事実上の在庫処分セールです。補充回数券は種類問わず1セット1500円での販売で、東武の主な駅での定期券売り場で現金のみの取り扱いで販売しています。販売している駅と販売区間については公式プレスから確認してください。なお在庫限りですので販売期限よりも前に販売終了する可能性もありますので注意してください。

回数券の種類は普通、時差、土休日の三種類で、期間内ならいつでも使える普通回数券は11枚つづり、平日の10時から16時までと土休日に使える時差回数券は12枚つづり、土休日回数券は14枚つづりとなっています。これらを購入する際、駅員が一枚づつ手作業でハンコを押して発券するので少々時間がかかります。購入の際には時間に余裕をもって向かいましょう。

きっぷは使わにゃ意味がない、実際に使用してみたら…

この知らせを聞いて筆者はさっそく池袋で各種回数券を買いに向かいました。「東が西武で西東武」のとある家電量販店CMソングの歌詞通り池袋西口に東武東上線の改札口があります。定期券売り場はその南改札方面にあるというのでそこで回数券を購入しました。 1セット1500円、それを三種類すべて購入したので4500円となかなかの出費でしたが、それでも買う人は買うようで、私の後にも二人ほど学校帰りのついでに購入していく「同業者」の方を見かけました。

さて、買ったはいいものの結局切符というものは使わなければ意味がありません。時間もあったので券面に表示されている中板橋まで、時差回数券で乗ることにしました。「うらが白いきっぷ」ですので当然自動改札は通れませんから有人改札で入鋏してもらいます。ところが…

池袋駅員と中板橋駅員はこの切符を見るなりフリーズしてしまいました。池袋の方は年が近い駅員だったのでまだしも、中板橋の方はそれなりに長く働いてそうな駅員がまるでそれを初めて見たような目つきまじまじと5秒間ぐらい見つめていたのがとても印象的でした。

こういう切符は収集鉄でもない限り買う機会もなく、またたとえ買われたとしても使われずにコレクションされるので全く使われず、そもそも回数券だけなら券売機でも磁気券版が買えますので、あまり見る機会がなかったのだろうと思います。この通り買うにしても使うにしても駅員の手間を取らせる代物ですのでできる限り実用は控え、おとなしくコレクションしたほうがよさそうです。(了)