今日の昼頃、JR北海道は社長会見にて来年のダイヤ改正の大まかな内容を発表しました。減便、減車、廃駅等依然としてJR北海道を取り巻く環境は厳しいですが、それでも新駅開業や新車(H100系等)の投入による普通列車速度向上などポジティブなニュースも多く見られます。プレス本文

道東特急のエース車両、キハ283系がついに勇退

大きなニュースとしては、1997年3月のデビュー以来道東特急のエースとして走り続けていたキハ283系が来春のダイヤ改正で定期運用から離脱することが発表されました。ダイヤ改正が予定通り3月に行われればちょうどデビューから25年目の節目に離脱することになります。

ニセコエクスプレスみたいにどこかで保存してくれないかな

劣悪な条件下で高速走行し続け、火災事故を起こすくらいボロボロになっている同形式は、先輩形式であるキハ281系よりも先行して去年から廃車が始まっており、今回の定期運用離脱は事実上の引退とも捉えられます。

来春から道東特急は全車キハ261系、閑散期は4両化へ

キハ283系が離脱した後釜は当然キハ261系が受け継ぎ、道東特急はキハ261系で統一されます。ただ今度の改正から更なる減車をするとの発表があり、利用客が少なくなる閑散期に限って4両編成での運転となります。これに伴って自由席が列車によっては一両しかない場合も発生するので乗車の際は注意しましょう。

H100系追加増備で根室線・石北線の速度向上!

座席はアレだけど足回りはそれなりの期待の新人H100系

行く車両あれば来る車両あり。もう一つ大きなニュースとして一昨年から増備が続けられているH100系電気式気動車が根室本線と石北本線に導入されます。これにより根室本線は新得ー帯広ー釧路間の全ての便と石北本線旭川ー上川間の過半数の便を置き換えます。石北本線の当該区間に至ってはすでに二本が同形式に置き換わっているため、残りの3本を除き同区間のほぼ全便がH100系に統一されます。(そのうち2本はおそらく特快きたみだと思われる)

短縮効果は最大で10分から20分

今年のダイヤ改正で宗谷本線旭川ー名寄間(高速化工事施工区間)に導入されたH100系はその俊足を生かして同線の普通・快速列車の所要時間を短縮しましたが、来年の導入でもその効果が期待されています。特に一番期待されている区間は根室本線新得ー帯広間の列車で、平均5分、最大20分の短縮効果が見込まれており、同区間の所要時間は一時間未満に短縮される予定です。なお石北線においても平均4分、最大10分程度の短縮効果が期待されています。(了)