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ようやく出た新車情報

ついに最後の国鉄電車特急、381系の置き換え車両が発表されました。以前からJR西日本中期経営計画2022内にてhttps://www.westjr.co.jp/press/article/2020/10/page_16904.html、381系を置き換えるということは告知されていましたが、2024年春「273系」での置き換えが決定しました。

デザインはどこかで見た・・

JR西日本プレスリリースより

車両デザインについては詳しく出ていませんが、この形、明らかに271系や287系に酷似しています。JR西日本は、できるだけすべての車両の設計を共通化することを目指しているようで、今回の273系もその流れに乗る形となりそうです。

271系

振り子方式を採用

最近の新型特急は、「振り子」の代わりに空気バネで車体を傾斜させ、カーブを高速で通過する方式が多く採用されています。しかし、伯備線は大変カーブの多い路線。空気バネ方式では空気の容量が追いつかないようで、273系では振り子を採用することになりました。以前伯備線では、空気バネ方式を搭載する四国の8600系を用いた試験走行が行われていましたが、伯備線では使えないと判断されたのでしょう。同じような例として、土讃線を走る特急「南風」の2700系が、振り子車両として導入されています。

 また、今回採用される振り子は、車上と線路(カーブ)の「データ」を採取、用いて車体を傾斜させる世界初の方式らしく、乗り心地が大きく改善されるとのことです。

8600系(左)

車内

車内ではフリーWi-Fi、全席コンセントの提供が行われるようです。多分ここも271系と同じようになると思われます。現在の381系やくもは、「ゆったりはくも」編成として、座席の改良などが行われておりますが、残念ながらコンセントやWi-Fiは一切ついておりません。一気にグレードアップすることになります。

271系車内 

↓動画でもご紹介しています。ぜひご覧ください。

381系の今後

今回の新車導入で置き換えられる381系は、現在本州最後の国鉄特急であると同時に、日本最後の国鉄「電車」特急でもあります。そんな国鉄電車特急の有終の美を飾り、また2022年には鉄道150周年であることを記念して、381系1編成を国鉄特急色に復元することが決まりました!!!!復元編成は2022年3月19日から運転開始。久しぶりに国鉄特急を拝むことができるとは、今から楽しみです。

国鉄特急色の車両
381系。

最後に

ということで今回は簡単に新型特急273系について見ていきました。動画版でもご紹介しておりますのでぜひご覧ください。↓

動画版もご覧ください!!!!!

381系がなくなってしまうのは寂しいですが、新型車両もまた楽しみですね。

ご覧いただきありがとうございました。

https://www.westjr.co.jp/press/article/2022/02/page_19445.html