名古屋で大回り
この記事をご覧のみなさんは、大回りとは、「大都市近郊区間」の特例(の中の盲点)を使って安い切符で電車に乗りまくる遊び(不正乗車ではない)であるということはご存知でしょう。では、「大都市近郊区間」出ない場所では大回りできないのでしょうか??いいえ、SuicaやICOCAなどICカードでは、エリア完結であれば、A駅からB駅までの運賃は最短経路で計算しその間の経路は問わないというルールがあります。そのルールを活かせば、「大都市近郊区間」の設定のない岡山や名古屋でも大回り乗車をすることが可能です。今回は名古屋地区でICカード大回りに挑戦します。
旅立ちは鶴舞から
はいやっとかめしとります!!!今回の大回りは鶴舞から始まります。経路は鶴舞から、中央線で多治見→太多線で美濃太田→高山線で岐阜→東海道線で金山というルート。運賃150円で名古屋地区の列車を存分に楽しみましょう!
改札に入場し、まず乗車する中央線の快速列車は313系の8000番台。この313系8000番台は、元々有料列車「セントラルライナー」で使われることを前提に開発された列車で、車内の他の313系以上の高級仕様。現在でもラッシュ時には有料の「ホームライナー」として活躍していますが、基本は普通か快速での運用で中央西線の「乗り得列車」となっています。(セントラルライナーは乗車率が振るわず「セントラレルライナー」と揶揄された後廃止)
今回着席したのは車端部にあるボックス席。普通列車離れしたドデカテーブル付きです。このテーブルがあれば、弁当などを食べることも簡単ですね。しかし人気の区画なので、他人とテーブルを挟んで向かい合わせになることも。テーブルを挟んで相席になると、いつものボックスシート以上に気まずいような………
途中神領駅近くの車両基地には、まもなく導入されるJR東海の新型車両、315系の姿も。3月5日に運転な始まり、2023年3月には、中央西線の列車はすべて315系に統一されることが決まっています。つまりこの313系8000番台も中央西線からまもなく撤退と言うことです。この乗り得列車に乗れるのもあと僅か……
中央西線の快速は、通過駅わずか4駅と快速列車としてはかなり通過駅の少ない列車です。(多分競合路線がないから)しかし、快適なボックスシートで行けば時間が経つのがとても早いです〜〜〜
定光寺を通過し、列車は岐阜県へ。
続きはこちらから!!!↓