ローレル賞エンブレムと能勢電鉄の旗

11月17日の能勢電鉄ダイヤ改正により引退を前に1754編成車と1756編成車の撮影会が行われました。撮影会を記念した臨時貸し切り列車が運行されました。乗り込むと車内には引退記念の吊り革があり、車内に飾られた能勢電鉄の旗とローレル賞の受賞のエンブレムがありました。

団体と書かれた方向幕や行き先表示を参加者が撮影していました。チケットは、販売からわずか4分で完売。

列車は9時51分に川西能勢口を出発し、10時11分に日生中央の留置線に向かいました。留置線では2両並べての撮影会だけでなく2両を1編成ずつずらし1両ずつ撮影ができる入れ替えも行われ参加者はそれぞれ違う構図で撮影を楽しんでいました。また、山下駅から日生中央駅まで時速80kmの高速走行が実現し、阪急時代を思い出させるような走る姿が実現しました。

看板の交換を行う様子


日生中央では、先表示幕や歴代ヘッドマークを変更しながら撮影会が行われました。
平野車庫では 1754 編成車と 1756 編成車に加え 1755 編成車を並べて実施されました。

平野車庫で3両が並ぶ

惜別の文字が入ったお弁当

1990年から92年、全車冷房化、効率的に列車を走らせるために1754編成と1756編成が引退することになりました。最終運転は12月16日。