名阪特急:すなわち名古屋と大阪難波を結ぶ特急である。その代表格が昨年デビューしたひのとり。
名阪特急は甲乙の二種類に区別され、速達型の甲特急をひのとり、停車型の乙特急をアーバンライナーが担当する ことになっており、現行の名阪特急はその2車種に統一されている(2021/3/13以降)。ひのとりがデビューする前は、甲特急をアーバンライナー、乙特急がアーバンライナーと汎用各種が担当するという体制になっており、バラエティーに富んだ車両が充当されていた。
しかし、 本日は当たり前になっていた『名阪特急は2車種に統一されている』が通用しなくなったのだ!
・昨夜、我々近鉄オタクはTwitter上で熱い議論を交わした。
「予約サイト見てみ?明日の157・110列車にアーバンライナーの表示出てないやん」
この状況に、様々な憶測が飛び交った。
「UL故障してるらしいしガチやろ」「アプリはアーバンライナーって出てるで」「バグか??」
そして本日を迎え、本日朝。本当にアーバンライナーの運用を汎用車で代走することが判明した。定期の名阪汎用乙特急消滅から約4か月後のことである。組成は22000系AS25+AS21+22600系AT61。ブツ6(2両×3重連)とよばれる珍しい連結での組み合わせ。6両すべてに運転台がある意味不明なことになっているのだ…さすが近鉄。