2020年3月14日、常磐線は全線運転再開を果たしました。

その影で一つの駅の歴史が変わりました。

佐貫駅が龍ケ崎市駅になったのです

この計画は龍ケ崎市の人口流出を止めるために安定した雇用の創出や、若い世代の結婚・出産・子育てへの支援、新たな人の流れの創造をするために「佐貫駅周辺地域整備基本構想」が作られました。

しかし、「龍ケ崎市」知名度は非常に低く、の魅力的な施策を展開しても、市外在住者から本市に関心を示してもらうことは困難な状況にありました。

この基本構想の最大の課題は「JR常磐線佐貫駅の駅名改称」であった。

龍ケ崎市に定住してくれる人を増やすこと、交流人口の増加に向けた基盤整備を担う重要な事業である。

龍ケ崎市の重点施策である「子育て環境の充実」「市民活動の促進」のために、そして認知度向上と情報接触度の向上と共に名実共に龍ケ崎市の玄関口とするために、全国に「私たちのまちの龍ケ崎市」を広めるために佐貫駅の改称は最大の目的であった。

2017年6月3日には龍ケ崎市の知名度向上のために発車メロディーを龍ケ崎市に関する曲に変更しました。

駅名の改称は平成29年4月の消費増税前のダイヤ改正時に行うことで割り勘効果により市負担額3億2900万円で当初決まっていたが増税は半年程遅らすことになり、ダイヤ改正がそこで行われる可能性が低いと考えられた。

2018年、龍ケ崎市はJR東日本が2020年春に行う大規模施設機器更新に目を付け、実施の確実性が高く、費用削減が大きくなるこの時期にすることを決めた。

平成30年7月11日、龍ケ崎市とJR水戸支社は「JR常磐線佐貫駅駅名改称事業に係る協定書」を締結した。

駅名は「龍ケ崎市駅」

事業費は上限3億8900万円と決められた。

駅名案に関しては平成27年に「龍ケ崎市」「龍ケ崎佐貫」「JR龍ケ崎」の3案が出されていたが、龍ケ崎市の知名度向上には市名をそのまま使った方が良いとなり、「龍ケ崎市」に決まった。

2019年4月17日、”龍ケ崎市駅”誕生プロモーション基本方針が策定された。(計画期間は2019~2021年)

これは、駅名改称を内外に広く知らせると共に知名度向上を目的としたものだ。

2020年1月27日、龍ケ崎市は駅名改称記念イベントについて発表した。記念硬券の発売等々、3月14日に向けた準備は最終段階に入った。

しかし、そこにコロナという未曾有の事態が起きる。イベントは全て中止となってしまった。

そして迎えた3月14日…

遂に、龍ケ崎市は念願の駅名改称をすることができた。

しかし、イベントの中止、仙台ひたちの復活、高輪ゲートウェイ駅の開業によりあまり目立たず静かな幕開けであった。

最終的な市の負担額は2億2469万1096円と、当初の1億円以上減額している。

【これを書いていて】

もう間もなく1年が経過するが私個人からすると逆に佐貫の方がよかったのではないかと思っている。

実際に「常磐線佐貫駅名改称事業及びこれに係る市費の支出の賛否を問う住民投票条例」が市議会に提出されたこともある(決議は否決)。

未だに龍ケ崎市駅のことを佐貫駅と呼ぶ人は少なくない。

もしかしたらこの効果が本当に出るのはもっと後なのかもしれない…

(至らぬ所もありますが気付いた時に随時更新します)

【引用】

龍ケ崎市公式HP「JR常磐線佐貫駅改称」

https://www.city.ryugasaki.ibaraki.jp/kurashi/seikatsu/kokyokotsu/sanukikaisyou/index.html