
6/30に泉北高速鉄道の新型車両9300系の報道公開が「光明池車庫」(大阪和泉市)で行われました。15年ぶりとなる新型車両は、3000系の老朽化に伴う代替え車両として8月から導入される予定だ。
外装、機器、安全性

ベースとなる車両は8300系。環境や安全安心に配慮した設計になっている。制御装置には、ハイブリッドSICを導入し、エネルギー効率の良い機器やLED照明を採用することで、消費電力を約50%削減した。また、車両最前部には、前方監視装置を設置し、映像を記録しGPSで場所の確認もでき安全性も向上した。
車体はステンレス製で、色は、「アイボリー」で塗装し、側面は泉北高速鉄道のラインカラーとしての「ブルー」の帯が全体を覆っています。側面には、「SENBOKU」の文字。
内装

内装は濃い色調の木目柄を基調とし、一人一人の席がわかりやすいように交互の色を配置。優先座席は、黄色のモケットを使用している。4か国語での車内案内表示。床面には、優先席および車いす、ベビーカースペースの表記を増やし、誰もが快適に過ごせる車内になっている。
鉄道事業本部技術部車両部課長の山田さんは「泉北沿線は非常に住みやすい街で、通勤の方々9300系をぜひ利用してもらいたい」と話していました。
現在24両ある3000系をすべて替える予定だそうです。
8月には試乗会
8/5には営業運転開始前に、和泉中央駅及び中百舌鳥駅の「引き上げ線」に入線 する、 試乗会イベントが行われます。参加費は無料で事前の申し込みが必要です。詳しくはニュータウンと都心を結ぶ 泉北高速鉄道 高速鉄道 (semboku.jp)まで