西武鉄道のイメージって何ですか?”黄色い西武”を思い浮かべる人が多いのではないかと思います。しかーーーーーーし!西武には色も違う!顔も違う!多種多様な車両のオンパレード!沼に嵌まったら抜け出せない…地獄へ招待しましょう…ヘッヘッヘッヘッ(謎の笑い)

最後の3ドア!(新)101系

狭山線で最後の活躍…?

西武鉄道で長く活躍する車両。元は山岳地帯を走る西武秩父線用に、高馬力の車両を新造したのが(旧)101系。色々派生する中で誕生した車両で現役で唯一の3ドア車です。現在は狭山線、西武園線、多摩川線で活躍しています。

新車を牽引するパンタ4機の車両

(新)101系は現在黄色、伊豆箱根鉄道コラボ色(1枚目)、赤電塗装他カラーバリエーション豊富です。映える…かも?

黄色のエース!2000系

西武2000系は1977年に造られた車両。特徴は何といっても4ドア。沿線人口が増え続けた西武鉄道は、3ドアでは不便過ぎるという非常に単純な理由で製造。当初は6+2両で優等運用に入っていたが、結局8両固定編成も登場。現在は新宿線のみで活躍している。え?と思った人。次だ!次!

多くの路線で活躍する新2000系

101系同様、こちらにも”新”があります。2000系製造からしばらくして造られたのがモデルチェンジした新2000系、と、呼ばれる部類。便宜上そう呼んでいるんです。2,4,6,8両編成が造られ、初期形とも言われる先の2000系と合わせ、西武最大の444両造られたまさにエース車両。フレキシブルな編成で、各停から急行まで難なくこなします。一部廃車が出たものの、3,40年経った現在でも大半が現役。多くの路線を乗っ取っ…じゃなくて、活躍しています。

激震!?”青い西武”6000系

試作車、テラ疾走

西武6000系は、1990年代に彗星の如く現れた青帯に銀色の車体。メタリックな様相を醸し出して登場した6000系は、10両固定編成で登場。優等種別用として活躍しています。独特のモーター音、分かる人には分かる。たまらん。西武鉄道では、新宿・池袋両線で、8両までしか止まれない駅があります。ぜひどこか頭の片隅に入れておいて下さい。なので自動的に優等種別にしか入れないんです。(下記除く)それでも10両固定にしたのはやはり輸送力強化、だけじゃ…なかったんです……

直通対応を行った6000系。

6000系最大の特徴は、地下鉄への直通です。当初は有楽町線、そして現在では副都心線、東急東横線、(略)みなとみらい線を経由し、元町・中華街まで行く車両に。直通のない新宿線を走る6000系との違いは一つに前面が白い点があります。基本これで区別出来ますが、池袋線…3本目以降の車両の中でも微妙に違ってくるのでそこも面白みがあります。地下鉄直通のみ、各停が存在します。

さて、ここまでだいたい3種の車両を紹介しましたが、これだけで大解剖なんて到底言えません。という訳で、第2弾、近日公開。20世紀の残り現役車両(予定)です。さらなるバリエーション展開、乞うご期待。ここまで記事をご覧いただきましてありがとうございました。

文責、画像 えんじし

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