まえがき

ご無沙汰しております。えび満月でございます。実生活のほうが多忙に付き、なかなか記事を投稿できず、大変申し訳ございません。近鉄は、2022年10月12日に、同年12月17日にダイヤ改正を実施すると発表しました。そこで、今回は、こちらについて解説していきます。

概要

まず見られるのは、標準軌線区で大幅な動きがみられ、直通先も巻き込んだものとなっております。個人的には、奈良線系統が一番動きの激しい改正と思います。その他詳細な動きは、当日を待つのみです。

名古屋線系統

まずは、名古屋線系統を見ていこうと思います。

特急列車については、平日・土休日ともに、宇治山田駅行きの特急が五十鈴川駅行に変更(平日:12本、土休日:10本)されるほか、久居駅に特急が1往復多く停車するようになります。一般列車については、白子駅発鳥羽駅行きの急行が早朝に1本増発されます。

大阪線系統

大阪線系統は特急列車のみ大幅変更がみられます。

平日の、大阪難波駅発宇治山田駅行き特急の1本を、五十鈴川駅行きに変更され、土休日に於いては、大阪難波駅発鳥羽駅行き特急を、大阪上本町駅発宇治山田駅行き特急を、それぞれ1本ずつ五十鈴川駅行きに変更となります。

奈良線系統

奈良線系統では、平日を中心に、大幅な動きがみられます。

特急列車では、平日朝に、大和西大寺駅始発のひのとりを新設(7:17発)するほか、高の原駅に停車する、京都駅行き特急を6本増加しています。観光特急あをによしを、京都駅〜奈良間で1往復増発し、運行本数の増加が図られています。一般列車については、平日日中の快速急行を20分ヘッドから30分ヘッドになるhか、、同夕方時間帯の快速急行を8両化し、阪神尼崎駅での連結・解放作業を省略し、神戸三宮駅行き・奈良駅行き共に5分の時間短縮になります。よって、土休日に続いて、武庫川駅と今津駅には停車、芦屋駅は通過となり、芦屋駅の利用客が割を食う形になります()。他にも、平日の朝のラッシュタイムで、京都駅〜新田辺駅間の普通列車を全列車6両化し、混雑緩和が図られています。また、平日の、京都市交通局直通急行が、昼間時間帯から、朝夕に変更されています。深夜帯については、大阪難波駅発東花園駅行き最終を8分繰り上げて運行となります。

まとめ

筆者的には、快速急行を始め、奈良線系統に大幅な変更が発生していることに驚きを隠せません。どうやら、阪急電鉄や能勢電鉄でも、かねてより噂されていた、準特急が関わるダイヤ改正が発表されているほか、JR西日本でも、新たな観光列車の発表がされたそうです。しかも、土休日の湖西線における国電の運用がほぼ消滅し、全体的な総数も減ったそうです。(あまり詳しくないので、各自で調べて頂けると幸いです。)

五位堂検車区で、1254系VC54編成に施工された、新型車両の試験塗装も含め、近鉄にも変革のときが訪れているのかもしれません。了