2022年夏、JR東日本は輸送密度2000未満(2019年度)の赤字線区について、収支を公表しました。

そして先日、2021年度分のデータも公表されたため、最新情報として各線区の状況を整理します。

(JR東日本公式ニュースリリース ご利用の少ない線区の経営情報(2021年度分)の開示について」こちら)

各線区データ別ランキング
各線区における赤字額、営業係数、輸送密度をそれぞれ厳しい順に並び替えました。

目次

赤字額

一番赤字額の大きな線区は羽越本線の村岡~鶴岡で、49億9800万円の赤字。その後も奥羽本線や津軽線など、貨物の重要ルートを担う日本海縦貫線である一方、旅客輸送量が少ない線区が続きます。

電化されている路線も営業費用が高くなり、湯沢~大曲(奥羽本線)は17億5900万円の赤字。いわゆるローカル線では、能代~深浦(五能線)が16億9200万円の赤字で一番高いです。

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