こんにちは、AJR-NEWS.comライターのうしてつです。

前回の記事では東西線の計画・建設・開業について解説していきましたが、今回は東西線の2度の延伸について解説していきます。

六地蔵延伸

2004年11月26日、醍醐駅から京都市は京阪・JRが乗り入れる六地蔵への延伸を果たしました。

これにより、京都市外の宇治市に初めて地下鉄駅が開業し、現在ではJR・地下鉄・京阪(正確には地下鉄・JRの六地蔵駅とは徒歩6分の距離があります。)宇治市北部のターミナルにまで成長し、マンションも多く建設されています。

また、東西線の六地蔵延伸に合わせて東西線には朱色に「T」、烏丸線には緑色に「K
といった、駅ナンバリングが導入されました。

ちなみに、京都市営地下鉄での駅ナンバリングは関西では2番目の導入でした(一番目は神戸市営地下鉄)
これから駅ナンバリングを導入する路線・会社が増えていくので、京都市はかなり早い段階から駅ナンバリングを導入したことになりますね。

六地蔵駅
駅ナンバリングが付いた駅名標(醍醐駅にて)

太秦天神川延伸

六地蔵延伸から4年が経過した、2008年1月8日には右京区の太秦天神川駅まで延伸を果たしました。

これにより、西京区を除く京都市すべての区に地下鉄が通ることになりました。(西京区にも構想がありますが、い未だ計画段階のままです。)

また同年の2月には、保健所・区役所・図書館・交通局本庁舎・体育館と分譲マンションで構成される、複合施設「サンサ右京」が開業し、翌月の3月には、嵐電(京福電鉄)が蚕ノ社(かいこのやしろ)~山ノ内間に嵐電天神川が開業し、太秦天神川駅周辺の再開発が進みました。

太秦天神川駅
嵐電天神川駅に停車するモボ621型
サンサ右京
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京津線にも動きが・・・

太秦天神川延伸と同時に、東西線へ乗り入れをしている、京阪京津線にも動きがあります。

それが、京津線の京都市役所前以西乗り入れ延長です。

前回の記事でも解説した通り、市にとって車両使用料が発生することや電力設備の増強が必要・二条~京都市役所前間では過剰になることから京津線からの電車は京都市役所前止まりでしたが、太秦天神川駅付近に変電所を建設や、乗り入れ区間の余力の捻出のために、当初の京津線列車毎時4本のうち2本が太秦天神川駅まで運転することで、太秦天神川乗り入れを実現しました。

太秦天神川へ向かう京阪800型

これにより、浜大津(現:びわ湖浜大津)から烏丸御池方面に行くときに、乗り換えが不要になったので、かなり便利になりました

あとがき

というわけで今回は、東西線の2度の延伸の様子について解説していきました。

六地蔵延伸、太秦天神川延伸、京津線の乗り入れ延長などこの4年間で東西線はかなり変わったと思います。

さて、連載開始から今回の記事まで、京都市営地下鉄の歴史について解説していきましたが、いよいよ次回からこの連載の本篇とも言える、京都市営地下鉄の現状・これからについて解説していきます。

というわけで、今回はこの辺で失礼します。

それでは皆さんさようなら!