やってきたのは岡山県にある茶屋町駅。この駅は、この先瀬戸大橋を渡り四国方面へ向かう本四備讃線と宇野駅へ向かう宇野線の分岐点です。

 今回乗っていくのはこの先宇野まで伸びる宇野線。宇野線の正式な区間は「岡山〜宇野」であるものの、岡山から茶屋町までの区間は「瀬戸大橋線」の一部でそう呼ばれることも多くなっています。今から乗っていくのは、宇野線のうち茶屋町〜宇野間。この宇野線はかつて瀬戸大橋が完成するまで、本州〜四国の移動のメインルートでした。終点の宇野駅で「宇高連絡船」に連絡し、高松まで多くの旅客を運びました。

 

 しかし1988年に瀬戸大橋が完成し、宇高連絡船が廃止されるとこの宇野線茶屋町〜宇野間は衰退の一途をたどります。かつては長い寝台列車も乗り入れていたものの、現在は2〜4両の普通のみに。ただ宇野までの道中には、かつての賑わいを思わせるような設備も残っています。

 ということで15:12の普通宇野行きに乗って宇野へ向かいましょう!!!

 列車は定刻通り茶屋町を発車。宇野行き列車は茶屋町駅の真ん中にある線路から発車します。発車後しばらくは本四備讃線の高架線路を走行。

 

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