豊橋鉄道は愛知県豊橋市内を走る路面電車の東田本線(市内線)と豊橋市の新豊橋駅から田原市の三河田原駅までを結ぶ鉄道線の渥美線を所有する会社です。

また、名古屋鉄道の連結子会社でもあります。

そんな豊鉄は5月22日にダイヤ改正を行います。今回はその概要等をお伝えします。

https://www.toyotetsu.com/news/000262.html

実施日時

ダイヤ改正実施日は市内線・渥美線ともに2021年5月22日(土)の始発列車から。

ちなみに前回のダイヤ改正は東田本線が2008年(平成20年)12月19日、渥美線は2008年6月5日。

なんと13年ぶりのダイヤ改正となるのです。

個人的には13年間よくダイヤ改正しなくて問題起きなかったな…と思ったり。

前回のダイヤ改正でデビューしたT1000形

東田本線

東田本線では次の変更があります。

  • 運動公園前の始発列車が5分繰り上げ
    • (6時10分→6時05分)
  • 6時台の運動公園前発の列車が2本/hから4本/hへ増発
  • 日中の列車本数を上下共に9本/hから8本/hへ減便
  • 日中パターンダイヤ化へ
    • 駅前発赤岩口ゆき
      • 07分、22分、37分、52分
    • 駅前発運動公園前ゆき
      • 00分、15分、30分、45分

(駅前52分発は超低床車両「ほっトラム」での運転)

  • 競輪場前ゆきが平日3本から2本へ減便
  • 土休日の駅前の始発列車が競輪場前にて赤岩口ゆきに接続
  • 最終の赤岩口ゆきは5分繰り下げ
    • (23時45分→23時50分へ)

日中は1本/減便するものの、パターンダイヤ化されるのは利用者にとって良いのではないでしょうか。

また、親会社の名鉄が豊橋行き最終が繰り下げとなったのに合わせてそこから接続できるように時刻変更されています。

渥美線

渥美線では朝時間帯の時刻が若干変更される程度でこの時間帯の減便等はありません。

一方で夜時間帯は、22時台の列車本数は4本/hから3本/hに減便され20分間隔になります。

渥美線は元東急・上田電鉄7200系が1800系として使用される。

見納めとなるもの

今回の改正で見れなくなるものとしては、ほっトラム・モ800形による競輪場前行きが消滅します。

ほっトラムとモ800形は競輪場前の留置線に入線する事ができません。現状は競輪場前で折り返し駅前行きになっています。しかし今回の改正でほっトラム運用から競輪場前行きが消滅します。

次いつ見れるかはわかりません…

まとめ

豊鉄13年ぶりのダイヤ改正は、減便もありますが名鉄のダイ改に合わせて朝時間帯増発と最終が改善されるというのは良い改正ではないのでしょうか?

改正後、評判がどうか気になるところです。

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